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2015年5月28日 | アジア
Jリーグが面白い取り組みをしている。
アジア戦略を着々と進めているJリーグだが、数年前から東南アジアの、特に困難な状況に面している子どもたちにJリーグのユニフォームをプレゼントしているのだ。これらは新品ではなく、Jリーグのサポーターたちが有志で自分たちの所持品をJリーグの事務局へ送り、Jリーグの担当者が直々に現地入りして子どもたちへ配っている。
世界でも類を見ないほどの鮮やかな色彩で、多用なカラーリングが特徴なJリーグの各クラブのユニフォーム。今年は7月にブータンの子どもたちへ送られる予定だ。現在、Jリーグではサポーターの方々からの支援を受け付けている。
送付の受付は6月8日(必着)まで。その他送付先や詳細、過去の取り組みの動画などはこちらのJリーグ公式サイトで確認してほしい。
安価なコピー商品・ユニフォームが当たり前のように氾濫する東南アジアにおいて、仮に中古品であっても、このような「ホンモノ」のシャツが貰えるのは大人でも嬉しいだろう。私のシンガポールの知人たちからはいつもJリーグのユニフォームを買ってきてほしいと頼まれるくらいだ。
日々、ものすごい勢いで発展する東南アジアにおいて、このユニフォームを着て大人になったJリーグファンが、いつの日か日本に来て、お互いの国やコミュニティの発展に繋がることを願っている。
(アジアサッカー研究所/四方)
写真提供/©J.LEAGUE