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2015年2月20日 | ラオス

ラオスリーグが開幕間近!正式名はHAGLラオス・プレミアリーグに改称へ

LaoLeagueラオス・プレミアリーグのメインスポンサーであるベトナムの不動産開発大手ホアン・アイン・ザライ(HAGL)のドアン・グエン・ドゥック会長は、来季より同リーグの正式名称を「HAGLラオス・プレミアリーグ」に改称する意向を明らかにした。

2013年にHAGLの投資により設立されたラオス・プレミアリーグには現在10クラブが参加しており、ホアン・アイン・アッタプーとSHBチャンパーサック(来季よりヴィエンチャンに移転)という二つのベトナム資本クラブが参戦している。このうち、ホアン・アイン・アッタプーはベトナム人監督が指揮を執り、外国人枠も全てベトナム人選手で使用するなど、ベトナム人の若手育成の場としても活用している。

因みに、HAGLのドアン・グエン・ドゥック会長は、ベトナム長者番付第2位の大富豪で、資産額は約420億円。ベトナムではサッカー狂として知られ、ベトナムプロサッカーリーグ(Vリーグ)にもクラブ(HAGL)を所有している。同クラブには以前、ベトナム系アメリカ人で、米国代表のMFリー・グエン(現ニューイングランド・レボリューション)も在籍していた。また、英アーセナルや仏JMGアカデミーと提携して、ベトナム国内でプロ養成アカデミー「HAGLアーセナルJMG」を運営しており、優秀な若手を輩出している。本業の不動産開発については、東南アジア各国へも既に進出しており、ラオスでは、病院やホテル、国際空港など大規模な案件を手掛けている。

そのプロ化の経緯からベトナムサッカーとの結びつきが強いラオス・プレミアリーグだが、日本人選手の移籍先としても最近注目を集めつつある。昨季2位のラオ・トヨタFCには、「アジアの渡り鳥」こと伊藤壇が同国初の日本人選手として移籍したのを皮切りに、次々と日本人選手が加入。特にハンガリーのクラブから移籍した本間和生は29ゴールの活躍で得点王を獲得した。代表レベルでは、2012年から2014年初めまで日本サッカー協会から派遣された木村浩吉氏が監督を務めたこともあり、東南アジア進出を急ぐ日本サッカー界が次なる市場として開拓することも考えられる。

そんなラオス・プレミアリーグだが、開幕してからの過去2シーズンでいずれもベトナム資本クラブ(2013:SHBチャンパーサック、2014:ホアン・アイン・アッタプー)が優勝している。来季はラオ・トヨタ(昨季2位)や他のチームが割って入れるかが注目される。なお、ラオス・プレミアリーグ2015シーズンは2月28日に開幕する。

(アジアサッカー研究所/佐藤)