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2015年10月17日 | タイ

フットサルの東南アジア選手権は大盛況!出るか第2のSUZUKI


サッカーではSUZUKI CUPとして開催されている、AFF CHAMPIONSHIP(東南アジア選手権)。冠協賛の四輪・二輪車メーカーSUZUKIの名は、東南アジアのサッカーファンであれば誰もが知っています。このフットサル版がタイのバンコクで行われ、16日に地元タイが11度目の優勝を飾り、幕を閉じました。


このAFF FUTSAL CHAMPIONSHIPは、AFC FUTSAL CHAMPIONSHIP(アジアフットサル選手権)の予選を兼ねており、東南アジア10カ国から集まった代表チームが白熱した試合を展開、たいへんな盛り上がりを見せました。オーストラリアとタイで行われた決勝には、平日にも関わらずたくさんの観客が来場、12,000人収容のバンコクフットサルアリーナが超満員となりました。



近年AFC(アジアサッカー連盟)から加盟各国に対し、フットサルとビーチサッカーの専門部署を設けるように指導がなされており、タイ、マレーシアなど比較的発展の早かった新興国から、ミャンマー、カンボジアなどいわゆる後発国の協会に至るまで、アジアは今まさにフットサルの環境整備に真剣に取り組み始めたところ。


これによって、もともと東南アジア地域において「屋根付き」「外が暑くてもできる」という理由で室内のエンジョイスポーツとして人気の高いフットサルが、競技としても急成長の兆しを見せています。例えば、シンガポールは今年13年ぶりにフットサル代表を編成し本大会に臨んでいるし、ブルネイは今年全国のフットサルリーグをスタートしています。


もともとサッカーでも強いタイ、ベトナム、マレーシア、オーストラリア(オーストラリアはサッカー、フットサルともにAFF大会に出場)などの国と、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、東ティモールなどの実力の開きは大きいものの、競技の強化・育成にかける強い想いは、各国に共通しています。


アジアサッカー研究所は今年4月、日本フットサルリーグ(ゼビオFリーグ)所属のバルドラール浦安と、インドネシア代表とで行われた国際親善試合(於ジャカルタ)のアレンジを担当しましたが、現地のカウンターパートとなったのは、インドネシアサッカー協会や関係省庁、現地企業、テレビ局など。サッカーもフットサルも、同じ国際サッカー連盟FIFAの規定に従って行われる試合に違いはなく、繋がる人脈も近しいのです。


つまりサッカーをフックとして、東南アジアマーケットへリーチしたい企業にとって、チーム規模が小さく済み、人気と実力が急上昇中のフットサルは、サッカーよりも「よりコストパフォーマンスの高い」コンテンツと言えるかもしれません。


さて現在 AFF FUTSAL CHAMPIONSHIPには、冠協賛が付いていません。
この競技の可能性を開拓する、第二のSUZUKIは出てくるでしょうか。

(アジアサッカー研究所/長谷川)

タイとマレーシアの対決は、予選リーグにも関わらず5,500人の観客が熱狂。決勝はアリーナの座席は全て埋まり、会場の外まで人で溢れた。