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2015年10月21日 | シンガポール

在シンガポール日系サッカーアカデミー、同国障がい者サッカー代表チームを支援

gfa2シンガポールの日系サッカーアカデミーであるGlobal Football Academy(以下GFA)はシンガポールの障がい者サッカー代表チームである「Singapore Cerebral Palsy Football Team」を支援している。

きっかけとなったのは、2012年にシンガポールで実施されたCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)イベント「Universal Football Jam」だ。GFAと元日本代表GKの川島永嗣選手が共同で開催したもので、ハンディキャップを持った人も、健常者の人も、そしてトップアスリートもサッカーという共通言語を通して垣根を越えてサッカーを楽しむことを趣旨としたもので、このイベントに同チームの選手達を招待した。日頃の活動において練習や試合の機会が十分でないという同チームの要望を聞き、GFAは同イベント以降、月1回定期的にコーチを派遣し、チームへの指導を行っている。


2012年に開催したUniversal Football Jam

2012年に開催したUniversal Football Jam


GFAは2009年よりシンガポールでサッカー事業に取り組んでいるが、2011年よりCSR活動にも積極的に取り組みを開始した。その背景にある思いについてGFA関係者はこう語っている。

「全ての人々の目の前に平等にある未来に対し、時にその未来への一歩を踏み出すことがとても困難である人も世界中にたくさんいる。そんな人達とサッカーの持つポジティブなエネルギーを共有し、少しでもそこに笑顔と、勇気と、そして感動を広めることで、その一歩を踏み出す力になればと思ってる。それがサッカーに育てられた自分たちの使命だと考えている。」

これらの活動に在シンガポールの日系企業も呼応。豊田通商のシンガポール拠点である豊田通商アジアパシフィック社がGFAのCSR活動趣意に賛同し、同チームに練習着の提供を行うなどの支援をしている。

この「Singapore Cerebral Palsy Football Team」は、今年の12月にシンガポールで開催されるASEAN Para Gamesに出場を予定している。東南アジアでのパラリンピックともいえるこの大会でチームの活躍を期待したい。

(アジアサッカー研究所/四方)