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2015年12月15日 | タイ

ユースだからと見過ごしてはいけない。注目の「U14 ADFT」今週末バンコクで開幕!


今週末の12月20日(日)から25日(金)にかけて、タイのバンコクにてU-14世代チームが一堂に会する国際トーナメントが行われる。

大会名は「U-14 ASEAN Dream Football Tournament 2015」。

タイ、マレーシア、ベトナム、日本の4カ国から合計20チームが参加する。


この大会は、元ガンバ大阪キャプテンでJリーグアジアアンバサダーも務める木場昌雄氏の、ASEAN地域サッカー環境整備の活動(一般社団法人JDFA http://j-dreamfootball.net/ )に端を発するもので、ASEAN地域の若いサッカープレーヤーの技術向上を図るのが目的だ。


2014年に現在の大会形式となってから今回で2回目。タイのスポーツ統括機関であるSport Authority of Thailandとタイプレミアリーグの協力のもと順調に拡大し、2015年は12チームから20チームへと大幅に参加チームが増え、参加国も3カ国から4カ国へと増加している。(※当初カンボジアが2年連続で参加予定であったが、キャンセルとなった。)


記者発表では組合わせ抽選会も行われた。20チームが4グループに分かれて予選リーグを戦う。

記者発表では組合わせ抽選会も行われた。20チームが4グループに分かれて予選リーグを戦う。


日本のJクラブからは次の6チームが参加する。

・モンテディオ山形

・アルビレックス新潟(初)

・川崎フロンターレ(初)

・清水エスパルス(初)

・名古屋グランパス

・愛媛FC(初)


11月19日にバンコクで行われた記者発表で木場氏は、「多くに方に認めていただき、昨年を上回る規模で開催できることを非常に嬉しく思う。タイとASEANの選手たちを日本のJリーグに送り出したい。」と語っている。


タイ国内において、この大会ほどプロモーションと運営のクオリティに秀でた大会もなかなか無いが、最も大きなポイントは、大会の優秀選手のうち特に能力が認められる選手には、Jクラブへの練習参加の権利が与えられることだ。


昨年度はタイのクラブから3名が選ばれ、今年5月にガンバ大阪のアカデミーに練習参加している。記者発表の中で木場氏は、タイメディアからの今年の受け入れ先は?との質問に対して、横浜F・マリノスと交渉中であることを明かした。


タイメディアの取材に答える元ガンバ大阪キャプテンの木場昌雄 JDFA代表理事。

タイメディアの取材に答える元ガンバ大阪キャプテンの木場昌雄 JDFA代表理事。


Jリーグアジアプロモーションの成否の鍵として、ASEAN地域の選手がJ1でプレーし、活躍することが挙げられる。しかし、欧州のメガクラブのようにクラブ単体でスカウティング活動が難しい現状では、木場氏の活動とこの大会は、非常に大きな意味を持っている。


またバンコクに遠征するJクラブにとっては、選手だけではなくその指導者も含めて、日進月歩で向上するASEAN地域のサッカー環境や、国際試合のタフさを肌で感じることが出来るため、必ず大きな収穫がある。


ASEAN地域と日本、両サッカー界へ貢献する「U-14 ASEAN Dream Football Tournament 2015」は、アジ研イチオシの注目大会である。


(アジアサッカー研究所/長谷川)

昨年の同時期に行われた大会の様子。日タイ提携クラブ同士の対戦なども見られた。

昨年の同時期に行われた大会の様子。日タイ提携クラブ同士の対戦なども見られた。