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2016年2月23日 | 日本

アジ研がパネリストとして登壇!日本スポーツマネジメント学会第20回セミナー報告


2016年2月12日、日本スポーツマネジメント学会主催による第20回セミナーが都内にて開催され、「アジアにおけるスポーツビジネスの新潮流」をテーマに3人のパネリストがプレゼンテーションを実施した。アジアサッカー連盟(以下AFC)から五香純典氏、株式会社電通スポーツ局サッカー事務室アジア部(以下電通)から大井義洋部長が登壇。アジアサッカー研究所からは、プロジェクトディレクターの長谷川雅治がこれを担当した。



初めに登壇したのはAFCの五香純典氏。連盟の組織やAFC主催大会の概要をもとに、アジアサッカーの全体像について説明したのち、昨年のアジアカップにおける大会ブランド作りの取組みを例に、アジアサッカーの商業的価値の向上について報告した。AFCは「ONE ASIA ONE GOAL(サッカーを通してアジアをひとつにしよう!)」のスローガンのもと、「世界を牽引するサッカー協会となる」、「アジアの国が世界で成功する」、「サッカーをアジアでNo.1にする」というミッションを掲げ、これからも取り組んでいく、と五香氏は語った。


続いて登壇したのは、電通の大井義洋氏。アジア広域に影響を持つ電通らしい膨大なデータを駆使して「アジアにおけるスポーツビジネスの動向」について説明。特に強調されたのが「中国で加速するスポーツバブル」、「アジア資本の世界への流出」の2テーマ。大井氏は、中国は国家政策としてスポーツに力を入れ投資も進んでいる現状から、日本はこれらの動きに目を放すことはできないと述べた。またプレミアリーグなどの台頭によりアジアの資本がヨーロッパで使われており、今後はこれをアジアに落とす仕組みが必要になると語った。


アジアサッカー研究所は最終パートを担当。当研究所が展開する研修プログラム「Samurai Football Challenge」を題材に、発展著しいアジアサッカーを活用した人材育成プラットフォームの仕組みとその有効性について報告した。「Samurai Football Challenge」は、アジアのサッカークラブや事業者の“中の人”になって、本物のサポーターやスポンサーを相手にリアルな運営を体験していく。研修を通じてグローバルマインドを身につけた人材が、AFCや電通が発展をサポートする未来のアジアサッカーを支え、また日本とアジアとの国際交流のハブとして機能する可能性についても示唆した。


今回のセミナーは、アジアのスポーツビジネスの最前線からの報告ということもあり、すでにスポーツビジネスに携わっている人も、これから関わりたいと考えている学生にとっても、今後「アジア」を見ていくうえで、多くの視点が提供されたセミナーになったのではないだろうか。


 (アジアサッカー研究所/石戸)


アジアサッカー研究所では、日本スポーツマネジメント学会セミナーにおいて、Samurai Football Challengeをアジアにおける『スポーツ×教育』の最新事例として報告させていただき、一定の評価をいただいたことで、これをさらに継続、発展させるプランについて検討しております。インターンシップへの活用に興味ある大学、専門学校など教育事業者の方、海外に開かれた街づくりを目指す自治体関係者の方、企業の人材開発プログラムとして興味ある人事ご担当の方などいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。