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2016年9月24日 | シンガポール

シンガポール、2021年U-17 W杯開催に意欲  

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シンガポールが誘致を目指すFIFA U-17ワールドカップの会場のひとつに予定されているジャランべサルスタジアム


シンガポールサッカー協会(FAS)が、2021年に開催されるFIFA U-17ワールドカップの誘致に意欲を示している。

FASは3年前に、U-17 W杯の2019年もしくは2021年大会の誘致に乗り出すことを明らかにした。しかし、2017年のU-17 W杯がインドで開催されることから、2大会連続で同一大陸で開催される可能性が低いことを考慮して、2021年のU-17 W杯に焦点を絞ったものとみられている。

FASは2019年大会の誘致断念を正式に表明していないが、同協会の広報担当者は地元紙の取材に答えて、「大会誘致に立候補するためには、インフラへの投資をはじめとして多くの関係機関からの協力を取り付けなければならない。今後も大会の誘致に向けて、調査・分析を進めていきたい」とするコメントを発表した。

しかし、U-17 W杯の誘致には課題も残っている。現在、同大会には24カ国の代表が参加し、少なくとも6つの会場が使用されている。24カ国で争われるようになった2007年大会以降で使用された会場のうち、最も収容人数が少なかったのは2007年UAE大会のエミレーツクラブ・スタジアムで約5000人。シンガポール国内には5000人以上を収容できるスタジアムが現時点で4つしかなく、そのうちの1つであるジュロン・スタジアムは老朽化が激しく大規模な改修が必要とされる。大会誘致の条件と考えられる6つのスタジアムを改修・建設するためには、総額で2億シンガポールドル(約150億円)が必要という試算が出されたこともあり、U-17 W杯開催へのハードルはまだまだ高そうだ。

 (アジアサッカー研究所/安藤)