• ニュース

2016年11月23日 | ベトナム

川崎フロンターレ、ベトナムにコーチ派遣。現地指導者との交流も

11月16〜20日、Jリーグ川崎フロンターレのコーチおよびスタッフがベトナム・ビンズオン市を訪問し、現地のクラブチーム「ベカメックス・ビンズオンFC」のU-14の子どもたち向けにトレーニングを行った。

川崎フロンターレからは、コーチングスタッフとして川口良輔氏(育成部育成プロジェクトグループ長)や小林忍氏(育成部育育成プロジェクトGKコーチ)が派遣された。東南アジア特有の強い日差しの中、両コーチによる情熱的な指導が行われ、5日間という短期のトレーニングながら、現地の子供たちは目を輝かせながら、新しい知識や技術の習得に励んでいた。コーチたちは、言葉こそ通じないが(通訳は帯同)、身振り手振り、笑顔やスキンシップなどのあらゆる方法で現地の子たちとコミュニケーション。これは、関係者によると、単発の取り組みではなく、数年間に及ぶ同クラブの継続的な活動により、彼ら自身も体得していったスキルであり、マインドであるとのこと。

dsc00892

この期間、子どもたちへのコーチングに加え、現地指導者、クラブ経営者との交流、関連各所への視察を行った。同クラブは今年は12月14日〜18日に再度ビンズオンを訪問する予定となっている。

この取り組みは、国際交流基金アジアセンターが日本サッカー協会(JFA)とJリーグと連携して行っているもので、Jリーグ各クラブと各国を調整しながら、アジア各国が手を取り合い、サッカーを通じて良きライバル、良き友人として関係を育み、共にサッカー文化を育てレベルアップした「アジアのサッカー」を発信していくことを目指している一連の取り組みの一部。

ASEAN各国の若手サッカー選手の育成に協力し、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会への出場を後押しすることを目的に、指導交流を実施。1カ国ごとに1Jリーグクラブを担当に設定し、選手指導と指導者養成を柱に、相手国の希望に合わせ指導者らを派遣。また、競技力の向上を図るだけでなく、日本サッカーを体験し日本文化を直接感じてもらい、日本の指導者・スタッフも同様に各国への理解を深め、活躍の場を広げ、ともに経験を自国に持ち帰り周りに還元していくことを目的としている。

平成27年度に開始し、2020年まで継続して実施を予定。平成28年度は、双方向における交流の拡大とネットワークの強化に取り組むため、重点国(タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア)を中心に、派遣とともに各国の選手・指導者・スタッフ等の短期招へいを行う。

<ASEAN各国担当クラブ一覧>

タイ:横浜Fマリノス × スパンブリーFC

ベトナム:川崎フロンターレ × ビンズオンFC

マレーシア コンサドーレ札幌 × ジョホール・ダルル・タクジム

インドネシア FC東京 × Bina Taruna football academy(予定)

シンガポール 松本山雅 × ゲイラン・インターナショナルFC

カンボジア ギラヴァンツ北九州 × プノンペンクラウン(予定)

ミャンマー セレッソ大阪 × ミャンマーサッカー協会

ラオス 大宮アルディージャ × ラオスサッカー協会

ブルネイ 鹿島アントラーズ × DPMM(予定)

フィリピン 湘南ベルマーレ × JP Voltes(予定)

(アジアサッカー研究所/四方)