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2014年10月5日 | インド

世界のスターが集結!インド・スーパーリーグがいよいよ開幕

スクリーンショット 2014-10-07 23.42.122013年に発足したインド・スーパーリーグ(ISL)が、いよいよ10月12日に開幕する。既に世界各国のスター選手がこの新リーグでプレーすることが決まっており、今、世界中のサッカーファンが熱い視線を注いでいる。そこで今回は、初シーズンが間もなく開幕となるISLをフィーチャーする。


インドの国技と言えば、クリケットである。インドでは、人気スポーツを上から順番に言うと1位から9位までがクリケット。その後ようやく10位にサッカーが入るそうだ。確かに、日本について詳しいインド人に聞いたところ、日本の野球、バスケ、サッカーの人気を集めたものがクリケットの人気という話を聞いたことがある。


ISLは、全インドサッカー協会(AIFF)と事業パートナーである石油化学を中心に、石油・ガス開発、小売、インフラ、バイオテクノロジーなどの事業を手がけるインド最大のコングロマリットであるリライアンス・インダストリー、世界的なスポーツ選手や芸能人のマネジメントを行うIMG、そしてエンターメテイントを企業のスター・インディアが、サッカーをインドにおけるメジャースポーツに成長させ、世界で活躍できるインド人選手を育成することを目指して設立した。


ISLでは、フランチャイズ制(※地域保護権と言われ、特定の地域に独占的に試合の開催や興行活動を行うことができる制度のこと)を導入し、インド全土に散らばる各都市をホームとする8チームで争われる。外国人選手登録は9枠となり、残る13人が国内選手。インド国内外から最高レベルの選手が集められ、各チームには1人世界的な知名度を誇るスター選手を所属させる「マーキープレーヤー(看板選手)」制を採用している。


このマーキープレーヤーとしては、元イタリア代表デル・ピエロや元フランス代表アネルカらの参戦が決まっている。さらにFCゴアには、元日本代表監督のジーコ氏が監督に就任することが決定しており、世界でも大きな話題となっている。


ちなみに、インドには国内初のプロサッカーリーグとして2007年に発足したIリーグというものがある。今年で8年目を迎えるIリーグには、現在14チームが所属しており、来年1月〜6月の間で新シーズンを行う予定となっている。Iリーグがインド国内最上位のプロリーグとすると、僅か2ヶ月しか行われないISLは、世界を巻き込んでのインドサッカー普及を目指した一大エンターテインメント事業と言えるだろう。


開幕目前となり、インド国民からの注目度も高まっているISL。近い将来、世界の主要リーグで活躍するインド人選手が誕生する日が来るかもしれない。今後の発展次第では、日本人選手の移籍も実現する可能性は決して低くない。またインド人選手が日本のリーグに移籍する可能性も否定できないだろう。


(アジアサッカー研究所/伊藤)