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2017年4月18日 | インドネシア

インドネシアLIGA 1開幕!注目は元チェルシー、エッシェンを獲得のプルシブ


2017年4月15日(土)に、新たなインドネシアリーグ「GO-JEK Taraveloka Liga1」が開幕した。期間は11月12日(日)までの7ヶ月。18クラブが参加し、各チーム総当たり2回戦、ホームアンドアウェイ全34節で争われる。


新リーグに向けたサプライズとなったのは、プルシブ・バンドゥンへ新加入した元チェルシーでガーナ代表のマイケル・エッシェン選手。たくさんの熱狂的なファンを抱えるチームによる大物外国人選手の獲得は、リーグのプロモーション効果としても絶大だ。


開幕戦はプルシブ・バンドゥンとアレマ・クロノスの対戦(バンドゥンのホーム)からスタート。試合は0-0の引き分けに終わったが、今季はこのプルシブ・バンドゥンを中心にリーグが展開しそうだ。


プルシブ・バンドゥンはエッシェンだけではなく、ウエストハム・ユナイテッド等で活躍し、元イングランド代表のカールトン・コール選手や、シャルケ04Ⅱ出身の日本人、松永昌平選手などもプレーする。日本人としては他に、かつて大分トリニータ(2010-2011)、FC琉球 (2012)などでプレーした内田昴輔選手がPSMマッカサルに加入している。


開幕を特集する地元スポーツ紙。何かとネガティブな評判がつきまとったリーグ自体のアートディレクションも、若々しいイメージに切り替わった。

開幕を特集する地元スポーツ紙。何かとネガティブな評判がつきまとったリーグ自体のアートディレクションも、若々しいイメージに切り替わった。


Liga1は2008年からスタートしたインドネシアスーパーリーグを刷新した形だ。インドネシアは2015年から約1年間、インドネシア政府およびFIFAから活動停止の制裁をうけており、2014シーズンぶりに正式な国内リーグが復活したことになる。


制裁の混乱を経て2016年11月、インドネシアサッカー協会は清浄化を推進するため、インドネシア陸軍の戦略予備軍司令官であるエディ・ラフマヤディ氏を新会長として選出。これに伴ってリーグの構成も一新された。制裁期間中に国内のプレー環境を守るために開始されたTORABIKA SOCCER CHAMPIONSHIPはその役目を終え、1年で幕を閉じた。


新リーグの冠スポンサーはダブルネームとなっている。GO-JEK(ゴジェック)はインドネシアのオートバイ配車アプリ。アメリカ生まれのUberや、マレーシア生まれのGrabなどの競合で、企業評価額は13億ドル(約1400億円)といわれている。Traveloka(トラベロッカ)も、インドネシア初にして最大となる旅行検索・予約サービス。ExpediaやBooking.comのようなサービスカテゴリだ。ブロードキャストはtv Oneが担当する。


インドネシアの新時代を象徴するようなリーグ冠スポンサーにより、リーグのイメージ自体が現代的になり、新鮮さを増したのは確かだ。ただし、昨年のスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)の決勝、タイとの試合で実力差が明らかとなってしまったように、国際舞台で活躍するためには、まずしっかりとした国内の基盤を固めなくてはならない。


長い眼でサッカーを発展させることが出来るのか、それともこれまでと同じ轍を踏むのか。何度となく裏切られ、サッカーに対して冷めた目で見るようになってきたファンも、今回のリーグ刷新にかける期待は大きい。


インドネシアフットサル連盟総会に出席した際の、インドネシアサッカー協会 エディ・ラフマヤディ会長

インドネシアフットサル連盟総会に出席した際の、インドネシアサッカー協会 エディ・ラフマヤディ会長


  • GO-JEK Taraveloka Liga1参加クラブリスト


Arema

Bali United

Barito Putera

Bhayangkara

Borneo

Madura United

Mitra Kukar

Persegres Gresik United

Persela Lamongan

Perseru Serui

Persib Bandung

Persiba Balikpapan

Persija Jakarta

Persipura Jayapura

PS TNI

PSM Makassar

Semen Padang

Sriwijaya


(アジアサッカー研究所/長谷川)