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2017年5月29日 | タイ

タイと日本、フットサルでも協力体制へ!タイ協会サプライヤーWARRIXがバルドラール浦安と契約

2017年5月、アジアで初めてのU-20年代におけるフットサル選手権「AFC U-20 FUTSAL CHAMPIONSHIP THAILAND 2017」がバンコクで行われ、イランの優勝で幕を閉じた。日本は準々決勝でこの大会準優勝となるイラクに0−1と敗れ、惜しくもベスト8で大会を去ることとなった。


2016年に行われたアジア選手権で日本は同じく準々決勝での敗戦をきっかけに、ワールドカップの出場権を逃している。ここ近年、代表チームの積極的な強化策を採る国が増加、アジアの勢力図は変わりつつあり、客観的に見てイランと日本がアジアの覇権を争った時代は終わったと囁かれている。実際この大会のハイライトは準決勝、ホスト国タイとイランの壮絶な点の取り合いだった。


それでも日本は、代表チームの強化と国内リーグの普及を、高いレベルで同時に成立させる希有な存在である。また若年層年代のフットサルの普及と強化に関しても、早い段階から取り組んできた。しかし、国際大会での成績が競技の認知に直結することを考えると、今後アジアでのポジションを回復するために、更なる工夫が求められるかもしれない。


そのようななか、未来に期待を抱かせるニュースがあった。


トップチームがFリーグに参加する日本のフットサルクラブ「バルドラール浦安」と、タイサッカー協会のサプライヤーを務めるスポーツアパレル「WARRIX」のパートナーシップ契約セレモニーが、バンコクで行われた。


日本を良く知るタイサッカー協会フットサル委員会のアディサックチェアマン(左端)は「WARRIX社とバルドラール浦安とのパートナーシップ契約はタイフットサルにとって大きな歴史の転換となる」と歓迎。

日本を良く知るタイサッカー協会フットサル委員会のアディサックチェアマン(左端)は「WARRIX社とバルドラール浦安とのパートナーシップ契約はタイフットサルにとって大きな歴史の転換となる」と歓迎。


タイサッカー協会フットサル委員会のアディサックチェアマンや、現役フットサルタイ代表選手をはじめとして、タイ国内外からメディアや関連会社およそ50社、120名以上が出席したセレモニーは、盛大で華やいだ雰囲気となった。


バルドラール浦安は、2015年のインドネシア遠征2016年の台湾との親善試合など、積極的なアジアとの交流を行っており、その姿勢が評価されて昨年から交渉の場が持たれ、2017年から3年間の契約となった。すでにユニフォーム類の供給は開始されている。アジアからフットサル関係者が集まり、フットサルに注目が注がれるこの機会を利用して、契約セレモニーを実施したわけだ。


ワリックスのウィサン社長は「アジアのフットサルマーケットには、まだ大きな向上の余地が残されている」と語る。

ワリックスのウィサン社長は「アジアのフットサルマーケットには、まだ大きな向上の余地が残されている」と語る。


WARRIXは2015年設立の新進スポーツアパレルで、現在タイのスポーツウェア市場を席巻している。2017年1月からはタイサッカー協会のサプライヤーとして、サッカー・フットサル・ビーチサッカーなど男女各カテゴリの代表チームにエキップメントを供給している。


同社のウィサン社長は、今後の更なる企業の成長のため、競争の厳しい日本市場からのフィードバックを通じて製品クオリティのアップを図るため、日本のトップクラブとの恊働を選択した。2018年度を目安に、新たなトライアルとしてアジア市場に向けた、メイド・イン・タイランドのフットサルシューズの共同開発も予定している。


今後アジアにおける競技フットサルのリーダーはまぎれもなくイランやタイであり、日本は改めてチャレンジをしていく形になる。このタイと日本の提携で、それぞれのノウハウや情報を共有しながら、双方の国のフットサルが向上され、マーケットを拡大していくことが出来れば、非常に意義あるパートナーシップの第1歩となる。


http://bardral-urayasu.com/news/news-4516/ (バルドラール浦安公式)

http://www.siamsport.co.th/Organize.asp?O=4610(タイ語メディア)
http://www.nationmultimedia.com/news/sports/30316358(英語メディア)
http://bangkokshimbun.com/848/(日本語メディア)
http://www.nationtv.tv/main/content/sport/378549460/(タイのニュースチャンネル)


(アジアサッカー研究所/長谷川)