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2017年7月30日 | カンボジア

カンボジアンタイガーがクラブ名変更を発表 来年から『アンコールタイガーFC』へ


カンボジアンタイガーFCはリーグに参入した3シーズン目の今季、国内リーグのほぼ全てのチームが首都プノンペンに構えているカンボジアサッカーの発展のため、2017年からJETROの中小企業海外展開現地支援プラットフォーム支援のもと、先陣を切って、世界遺産アンコールワットのお膝元であるシェムリアップに移転していた。

そんなカンボジアンタイガーFCが、7月29日(土)ホームタウンであるシェムリアップでの試合でクラブネーム変更の発表を行った。

2018年からのクラブ名は、アンコールタイガーFC(Angkor Tiger Football Club)。


シェムリアップ移転の目的、クラブネーム変更の発表の目的をクラブオーナー加藤氏はこう話す。

「シェムリアップ州の人口はカンボジア全人口の約8%、しかし、シェムリアップ州出身のプロサッカー選手は全選手の1%、ほとんどがプノンペンに集中しており、地方では選手の発掘、育成機会がなく、地方都市ではプロサッカーを見る機会がない。これではカンボジアサッカーは発展しない。そう考えてシェムリアップに移転しました。」

●なぜシェムリアップなのか?
「シェムリアップには年間約200万人の外国人、約300万人のカンボジア人が訪れる世界遺産アンコールワットがあり、海外からも国内からも人気のある都市。そのカンボジアが誇りに思える都市で誇りに思えるクラブになりたい。また、沢山の人が訪れる都市でサッカークラブをハブにしたビジネスを展開したい。他国のクラブとの提携も考えている。」

●クラブネーム変更の想いは?
「特にシェムリアップの人たちにクラブに対して親しみを持ってもらいたい。また、他の都市のカンボジア人にとってもアンコールワットは誇りなので、どちらもカバーできる。そして、僕たちは日系でもあるので、名前を聞いて想起できるのは、シェムリアップよりもアンコール。アンコールの意味は王都なんです。アンコールタイガーを通じて、シェムリアップをサッカーの王都にしていきたい。数年後には、シェムリアップをオレンジで染めて、観光客がなんでシェムリアップはオレンジ色がこんなに多いの?と言われるくらいにしたいと思います。」



この日は雨期の影響もあり、ハーフタイムにスコールが降るも、観客総勢2090人が雨にうたれながらも総立ちし、クラブ名変更発表後には拍手喝采が起こった。

シェムリアップには現在、日本代表の本田圭佑選手がプロデュースする「ソルティーロアンコールFC」がカンボジア2部リーグに所属しており、2チームの日系サッカークラブがシェムリアップを中心にカンボジアの北部をサッカーで更に盛り上げてくれる日は近い、そんなことをシェムリアップのサッカーファンも感じ取ってくれたに違いない。