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2017年9月26日 | インド

ロナウジーニョらレジェンドが躍動!決勝はドバイ プレミアフットサル シーズン2

9月15日から10月1日、プレミアフットサルのシーズン2が開催されている。2016年から始まったルイス・フィーゴが主催する同大会の第2回だ。2017年はムンバイ、ベンガルール(ともにインド)で予選リーグが開催され、準決勝・決勝はドバイ(UAE)で行われる。

昨年と同様、インドに往年のレジェンドが集結した。シーズン2のマーキープレーヤーはロナウジーニョ、ミチェル・サルガド、エルナン・クレスポ、ポール・スコールズ、ライアン・ギグス、デコの6選手。昨年大活躍したフットサル界のレジェンド、ファルカンは出場しなかった。その影響か、昨年召集されたヨーロッパや南米で活躍するフットサル選手の何人かは今回出場せず、トルクメニスタンで行われているアジアインドアゲームズに出場していないインドネシアや、代表選考から漏れたベトナム選手といった、アジアのフットサル選手が多く召集された。

ムンバイでの開幕戦では、往年のレジェンドたちの再集結にファンは興奮を抑えられない様子だった。開幕戦で4ゴールを決めたロナウジーニョの映像は世界中に拡散され、衰えを見せないテクニックに世界中のファンが興奮した。

ムンバイを後にした一行はベンガルールに移動し、予選の続きが行われた。しかしベンガルールでの初戦、レジェンドたちはなぜか会場に姿を現さなかった。高額なチケットには、レジェンドたちと一緒に試合を観戦できる権利が付帯しており、ベンガルールのファンはこの事態に激怒した。

翌日以降、レジェンドたちは無事会場に姿を現し、華麗なプレーで魅了したため、ファンは溜飲を下げた。インドでも圧倒的に人気なのはやはりロナウジーニョだ。アリーナはロナウジーニョのファンで埋め尽くされ、ロナウジーニョがボールに触れるたびに大きな歓声が上がった。

プレミアフットサル・サーカスは今週ドバイに移動し、準決勝と決勝を行う予定だ。予選では、ポール・スコールズ率いるベンガルール・ロイヤルズがトップだった。各国の富豪が集まるドバイでの決勝開催で、さらに注目度を高めることが期待されている。一方で一部の関係者は、来年の開催は難しいかもしれない、とも語る。高額なレジェンドたちのギャラや、先のチケット問題のような粗雑な運営体制が主な理由として挙げられている。

果たしてドバイでの決勝が世界中から注目され、更なる投資を得て特殊なインターリーグとして抜け出すか、それとも浮き出てきた課題を解決できずに今回で最後になってしまうのか、今後の動向に注目したい。


木米 貴久 (きよね たかひさ)

アジアサッカー研究所インド担当。アジアサッカーキング、サッカー批評などでインドサッカー記事を掲載。日印文化交流年60周年記念事業「アビスパ福岡U-18 VS ベンガルールFCU-18」では実行委員長を務め、サッカーを通じてインドと日本の交流を促進している。