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2017年11月15日 | インド

YKKアジアグループ、インドでレアル・マドリードとサッカー教室を開催

IT都市として有名なインド・ベンガルールで、インド国内3都市目の開催となるYKK ASIA GROUP KIDS FOOTBALL CLINICが11月10日から12日に開催された。このクリニックは、YKKアジアグループにより主催された。デリー、ムンバイに続き急速な発展を遂げているベンガルールでの開催は、254名の参加者(8歳から15歳)が集まり、現地の指導者向けサッカークリニックも開催された。


2007年から続いているこのイベントは、今までシンガポール、インドネシア、バングラデシュ、ベトナム、タイ、スリランカなどで開催されてきた。子供たちにサッカーの楽しさだけを伝えるのではなく、チームワークやリーダーシップを考える時間にもなっている。レアル・マドリード・ファウンデーションのエリアマネージャーは「サッカーはただのスポーツではなく、ライフだ。」とサッカーを通じて、子供たちの成長を激励した。そして、「一番大切なことは楽しむこと。」とコメントしている。

 

記者会見には在ベンガルール日本国総領事館から北川総領事も出席し、「日本とインドの文化交流の強化に繋がるイベント。8月にはアビスパ福岡U-18もベンガルールFCとフレンドリーマッチも開催され、ベンガルールやインドでサッカーの人気が高まっていることを実感している。このイベントを通じて将来プロサッカー選手になる子供たちも出てくるだろう。」と、激励の言葉を述べた。

レアル・マドリード・ファウンデーションのコーチ3人によるサッカークリニックは合計4セッション行われた。終始、笑顔で楽しげな様子で進行されたが、時には子供たちに厳しい言葉をかけ、ただサッカーを楽しむだけでなくルールを守って楽しむことも教えていた。現地在住の日本人の子供たちも参加し、日本とインドの交流も深まった。コーチの1人であるカルロス氏は、「インドの子供たちと触れ合うことができて、とてもいいイベントだった。インドでのサッカー人気の高まりを実感している。これからもっと世界で活躍する選手がインドから輩出されるだろう。」とコメント。インドサッカーのポテンシャルの高さを実感していた。

 

 

イベントに参加したクマール君は、「世界的に有名なチームのコーチと一緒にサッカーができて楽しかった。将来はサッカー選手になってスペインでプレーしたい。」と夢を語ってくれた。クリニックのMVP選手には、ユニフォームが贈られ、とても喜んでいた。その様子を見て、YKKインディアの社員も喜ぶ様子を見せていた。

 

10月にはFIFA U-17W杯が開催され、過去最高の動員数を記録したインド。次回のFIFA U-20W杯招致にも立候補している。11月17日からはインド・スーパーリーグがスタートする。ロビー・キーンやベルバトフなど往年の有名選手が登録され、国内外の注目を浴びている。そんなインドのサッカー人気にいち早く目をつけ、子供たちのサッカー熱を高めているYKKアジアグループ。サッカーを通じて子供たちに大切なことを教える機会を創出し、YKKブランドを世界に広めている。今後もこの素晴らしい活動を続けることが、さらにYKKブランドの価値を高めていくのではないだろうか。

 



木米 貴久 (きよね たかひさ)

アジアサッカー研究所インド担当。アジアサッカーキング、サッカー批評などでインドサッカー記事を掲載。日印文化交流年60周年記念事業「アビスパ福岡U-18 VS ベンガルールFCU-18」では実行委員長を務め、サッカーを通じてインドと日本の交流を促進している。