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2014年11月3日 | タイ

トヨタプレミアカップ2016改変へ-東南アジア諸国チームとの交流が加速―

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前回大会、勝利に歓喜するブリラム・ユナイテッドFCを伝える地元メディア

11月2日にはタイプレミアリーグ(TPL)の最終節が、6日にはベストイレブンやMVP、最優秀監督などが発表され、今シーズンを締めくくるイベントが目白押しとなってきた。この後にクラブチーム同士が競い合う姿を見られるイベントのひとつが、国際親善試合の「トヨタプレミアカップ」である。

2014年10月29日付のタイ大手スポーツ紙サヤムスポーツによると、このトヨタプレミアカップ、2016年から大幅に改変されることが明らかになった。
2011年に行われた第1回大会では、湘南ベルマーレ、第2回大会はベガルタ仙台、第3回・第4回大会には名古屋グランパスが参加している。直近の大会では、タイのブリラム・ユナイテッドFCがPK戦の末グランパスを下している。

今回の改変によると、2016年以降の大会には、トヨタ・メコンクラブ・チャンピオンズシップ(TMCC)の優勝・準優勝チームを招き、タイと日本の4チームによるトーナメント方式の試合に変更するとのこと。なお、TMCCとは、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ベトナムの各リーグ優勝チームがトーナメント形式で戦い、メコン川流域国のチャンピオンを決定する大会。タイも来年からこの大会に参加する予定だ。

このように東南アジア域内におけるサッカー交流が加速しつつある。こうした交流は、アジア諸国にとって領域全体のボトムアップを促進するだけでなく、日本のようなアジアサッカー先進国から多くを学ぶよい機会となるだろう。さらには、東南アジアの経済共同体構想が進んでいる中、経済発展にとっても良い効果をもたらすことが期待される。いずれにしても、今回の改変により、スポンサーである「トヨタ」のアジアサッカー界における存在感が高まることは間違いないだろう。2016年2月の大会が今から待ち遠しい。

※トヨタプレミアカップは、2010年から開始された。トヨタリーグカップ優勝チームとJリーグチームによる国際親善大会。日本側のチームは、原則的にタイをキャンプ地とするJリーグチームが対象となっている。試合は、1試合のみ行われ、90分で勝敗がつかない場合はPK戦により決着をつける方式をとっている。勝利チームには、賞金が与えられる。トヨタリーグカップとは、TPL、ディビジョン1(D1)、ディビジョン2(D2)のチームが参加するホーム&アウェイ方式のトーナメント戦のこと。

(アジアサッカー研究所/望月)