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2014年12月1日 | 日本

第3回アジアサッカーキャリアセミナーが都内で開催

IMG_6572 2014年11月25日、NPO法人日本市民スポーツ海外交流協会とアジアサッカー研究所の主催による、第3回アジアサッカーキャリアセミナーが東京都内にて開かれた。

今回のセミナーでは、まず前半部にJリーグ・アジア室のプロジェクトリーダーとして、Jリーグのアジア展開に携わっている山下修作氏が登壇し、自身がJリーグのアジア展開に携わっている経験をもとに、「アジア×サッカーで働くのに必要なものとは?」というテーマについて存分に語られた。

Jリーグは国際交流基金と協働し、2020年の東京オリンピックに向けて、アジアとサッカーを通したスポーツ交流を促進していく予定であり、さらに各クラブもタイやインドネシア、ベトナムなどでサッカー教室を開いたりするなど、積極的にアジア進出を図っている。これには、Jリーグとアジアが協力して、アジア全体のサッカーのレベルアップをしていきたいという考えがある。また、その先には高齢化や人口減少などで疲弊している日本経済や地方都市の活性化もしていきたいという狙いもあるようだ。

Jリーグ・アジア室のプロジェクトリーダー 山下修作 氏

Jリーグ・アジア室のプロジェクトリーダー 山下 修作 氏

山下氏は「スポーツは費用対効果が図れない最たる例。だが、サッカーを活用して、日本企業・自治体のグローバル成長の架け橋にしていきたい。」「アジア各国においてスポーツの価値は高い。スポーツの価値を利用することによって、日本企業などの価値もあげられるのではないか。」と語る。最近、耳にする機会が多くなったJリーグ・アジア戦略だが、その背景などについて、Jリーグ・アジア室のプロジェクトリーダーから語っていただく機会はそう得られるものではない。アジア、サッカーに関心を持って集まった参加者にとっては貴重な2時間となったのではないだろうか。

そして、後半部ではアジアサッカー研究所による「Samurai Football Challenge(海外サッカークラブ研修プログラム)」の報告会が、実際に「タイ・チェンライユナイテッド編」に参加した方の体験談なども交えながら行われた。山下氏からは「アジア×サッカーで働くのに必要なものとは?」ということに関して「理論」的に説明していただいた形となったが、こちらは実際にタイのサッカークラブで研修を受けてきた人からの「実践」的なものとなった。

Jリーグのアジア戦略を中心に「アジア×サッカーで働くのに必要なものとは?」に求められていることについて、「理論」と「実践」の2つの異なった視点から語られた今回のセミナー。セミナー終了時には、参加者はその答えを掴み、自分がどのようにアクションを起こすべきかを考えるきっかけになったのではないだろうか。

次回のセミナー開催は2015年1月初旬を予定している。

(アジアサッカー研究所/平井)