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2014年12月26日 | インド

インドスーパーリーグ閉幕、アトレティコ・デ・コルカタが初代王者に

IMG_4726今年初開催となったISLが無事閉幕し、アトレティコ・デ・コルカタが初代王者に輝いた。決勝戦は試合終了間際の決勝ゴールで、コルカタがケララ・ブラスターズFCに1-0で勝利し、劇的な展開で幕を閉じた。

コルカタはリーグ3位で決勝トーナメントに進出。準決勝でリーグ2位のFCゴアをPK戦の末に下して決勝に進んだ。

リーグ3位と4位の対戦となった決勝でも劇的な勝利で記念すべきISL初代王者となった。コルカタを応援するサポーターはさぞ盛り上がったに違いない。

リーグ最優秀選手には、準優勝のケララ・ブラスターズから元カナダ代表FWイアイン・ヒュームが選出された。優勝したコルカタからは、MEP (Most Exciting Player) として、ルイス・ガルシアが選出された。また、デル・ピエロが所属するデリー・ダイナモスFCはフェアプレー賞を受賞した。

今年のISLについて振り返ってみると、インドサッカーの発展に大きな影響を与えたことは間違いないようである。

タイムズオブインディアの記事によると、コルカタの主将ルイス・ガルシアは、「ISLは、マーキープレーヤーのものではなく、インド人プレーヤーのものである。それは決勝ゴールを決めたラフィークを見ればわかるだろう。インド人プレーヤーの可能性は疑いようがないものである」とコメントしている。さらに、同選手は近い将来、海外のリーグに挑戦するインド人選手が出てくるだろうとしている。

また、FCゴアのジーコ監督は、今回のISLを終えて、次のように語っている。「今回のISLは非常に良いスタートとなった。今後もインドサッカーにとっては、ISLは非常に重要であり、十分に活用していく必要がある。今季、私は、インド人プレーヤーのためにベストを尽くした。来季はさらに多くのインド出身のローカル選手を増やしていきたい。そうすることこそが、インドサッカーの発展につながる」と、来季以降も監督を継続していくことを示唆した。

ルイス・ガルシアやジーコ監督が語っているように、これからのインドサッカーの発展ということも含めた上で、目標であった“インドサッカーの普及”という点については、十分な成果を上げたと言えるだろう。それは、平均観客動員数(平均24,357人)が、アジア全体で最も多かったこと、ウェブ上にあがった動画閲覧数が1600万件を越え、さらに、準決勝の試合動画が、単一のスポーツ動画としては、最高の閲覧数(110万件)を記録したことなど見れば明らかだ。

インドサッカーの新たな歩みは、まだ始まったばかりである。

(アジアサッカー研究所/伊藤)