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2018年6月13日 | カンボジア
2018年6月9日、カンボジアリーグ第9節で、日系の企業が経営する2つのクラブが激突した。株式会社フォワードが運営するアンコールタイガーFC対本田圭佑氏が共同運営するソルティーロアンコールFCの対戦だ。
実はどちらも世界遺産アンコールワットの街、シェムリアップを本拠地に置くため、カンボジアリーグ初のシェムリアップ ダービーという歴史的な一戦となった。
この試合は、カンボジアリーグ初のマッチデースポンサーがついた「制御盤 三笠マッチ」と銘打たれ、リーグNo.1の観客動員数を誇るアンコールタイガーFCのホームとして開催された。
当日は雨天の中、アンコールタイガーFCのサポーターを中心に3254人の観衆が訪れ、入場時にオレンジ色の紙を掲げるなど、これまでのカンボジアリーグにはない盛り上がりを見せた。現地メディアでは歴史的な一戦として大々的に取り上げられたこの試合、両チームのプライドをかけた激しいぶつかり合いの中、0-0のスコアレスドローとなった。
「制御盤三笠マッチMVP」には、ソルティーロアンコールFCの9番ラタナ選手が選ばれ、三笠製作所の石田社長からMVP賞金が渡された。
また、アンコールタイガーFCの加藤明拓オーナーはハーフタイムイベントで、「この一戦をサッカーとしてのイベントではなく、経済、観光の発展にも貢献できるようなエンタメコンテンツの一つとして育てていくべく、両クラブ・サポーターで協力して創りあげていくこと」を訴え、観客も拍手で応えていた。
カンボジアサッカーに変革を巻き起こしているアンコールタイガーFCと本田氏が運営するソルティーロFCが今後もシェムリアップを熱く盛り上げていきそうだ。