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2014年12月13日 | タイ

タイプレミアリーグ、元フランス代表アンリ獲得に失敗

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獲得失敗を知らせる地元紙

12月3日付のサイアムスポーツによると、元フランス代表FWティエリ・アンリのタイプレミアリーグ(TPL)でのプレーは実現しないことが明らかになった。また同紙では、当初アンリがTPLのクラブチームに対して興味を示していたようだが、最終的にはクラブ側が具体的な回答を得ることができなかった旨を伝えている。

獲得失敗の具体的な理由は不明であるものの、今回オファーしていたナコンラチャシマー・マツダFCがTPLの下位リーグでディビジョン1のチームであったことに大きな原因があるだろう。同クラブは今季、日本人の神戸清雄監督のもと、リーグ優勝を飾りTPLに昇格を果たして勢いに乗っているが、やはり世界的な一流選手にとって魅力があるクラブとは言い難い。また、37歳というアンリの年齢を考えると次の移籍先が最後のキャリアとなるだろう。はたしてサッカー人生の集大成を縁もゆかりもないアジアの無名クラブで迎えようと思うだろうか。同クラブが提示した月俸の300万円は、今季の最高額であるジェイ・シンプソン(ブリラム・ユナイテッドFC)の180万円を大きく上回っており悪い条件ではない。経済的条件は、クラブ選びにおいて大変重要な要素ではあるが、アンリにとっては、サッカー人生をどう締めくくるか、その場所をじっくり選びたいというのが本音ではないだろうか。

なお、イギリスの報道では、アーセナルのベンゲル監督が自身の後継者としてアンリを勧誘している動きがあると伝えており、アンリが再びイングランドにフロントスタッフとして戻る可能性も高い。

ともかく今回の一件は、オファーしたナコンラチャシマー・マツダFCの「勇み足」であったことは間違いないだろう。TPLで多くの欧州・南米の一流選手が活躍する日はいつ訪れるのか。まだまだ機は熟していないようだ。

(アジアサッカー研究所/望月)