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2014年12月23日 | タイ

AFFスズキカップ2014、タイが4度目の東南アジア王者に輝く

AFF Suzuki Cup 2014 - Website-small東南アジアサッカーの祭典、AFFスズキカップ2014の決勝戦セカンドレグ、マレーシア代表とタイ代表の試合が12月20日に行われた。タイはこの試合を2-3で落としたが、ファーストレグを2-0で勝利していたため、最終スコア4-3でマレーシアを上回り、シンガポールと並び最多タイとなる4度目の優勝を果たした。

試合会場は、マレーシアのホーム、ブキット・ジャルリ国立競技場。スタジアムは、マレーシア代表の奇跡の逆転優勝を信じる10万人のマレーシア人サポーターで埋め尽くされた。ホームの大歓声に後押しされたマレーシアは序盤から攻勢をしかけ、試合開始早々にPKで先制すると、前半アディショナルタイムに追加点。さらに、56分にはMFサフィク・ラヒムが直接FKを決めて3-0とし、ついに得失点差でタイを上回る。

しかし、この窮地に眠れる「戦象」が目を覚ます。81分にFKのこぼれ球をMFシャリル・シャピュイスが押し込んでタイが1点を返し、トータル3-3に戻す。アウェイゴール方式により、このままでは敗北が決まるマレーシアは残り時間、必死の反撃に出るも、タイはそれを嘲笑うかのようなカウンターで86分に2点目。試合はこのまま試合終了のホイッスルが鳴り、タイが2試合を通しての最終スコア4-3でマレーシアを下し、4度目の東南アジア王者に輝いた。

試合終了後のインタビューで、「タイのジーコ」ことタイ代表のキャティサック・セーナームアン監督は、「前半終了後のハーフタイムに、国王(ラーマ9世)から選手たちに激励の電話があった。これで意気消沈していた選手たちに再び力が戻った。誰もが『ここでやらなければ、いつやるのか』という想いで後半に臨んだ」とコメントした。

約1ヶ月にわたり熱戦が繰り広げられた東南アジアサッカーの祭典スズキカップは、「東南アジアの雄」タイの12年ぶりの優勝で幕を閉じた。なお、次回大会は2016年にミャンマーとフィリピン(1次グループのみ)の共催で行われる。

(アジアサッカー研究所/佐藤)