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2015年1月19日 | タイ

タイの国際大会「キングスカップ」、開催2週間前でも参加国が揃わず

thainationalタイサッカー協会が主催する国際親善大会タイサッカー協会が主催する国際親善大会「第43回キングスカップ(King’s Cup 2015)」が2月1日から7日にかけて開催される。今大会はトーナメント方式で行われ、ホスト国のタイを含め4か国の代表チームが出場する予定だが、現在、マッチメイクで問題が発生しているという。

同大会は、1968年に第1回目が行われた歴史ある大会。前回大会は、北朝鮮、スウェーデン、フィンランドが参加していたが、今大会では、既に出場が決まっているのは、北朝鮮と韓国の2カ国のみで、残る1カ国が決まっていない。本件について、タイサッカー協会のウォラゥット・トンシンガム専務理事は、「現在、クロアチア、南アフリカ、ウズベキスタンと交渉しているが、今週中には、おそらくクロアチアから参加決定との回答が得られるだろう」と述べ、さらにFIFAのエグゼクティブメンバーでもあるウォラウィ・マクディ会長は、「クロアチアやウズベキスタン以外にホンジュラスの可能性もある。あらゆる努力や調整をしており、4カ国での開催は間違いない」と協会の積極的な姿勢を強調した。

一方、タイ代表のキャティサック・セーナームアン監督は、1月19日にタイ代表を召集し、21日までナコンラチャシマー県にある「キリンバレースポーツセンター」で強化合宿を行うとしている。タイ代表は、24日にコンケンFC、26日にナコンラチャシマーFC、29日にブリーラム・ユナイテッドFCと練習試合を行う予定だ。

例え小さな国際大会であっても、国際経験を積むという点で、タイサッカーの発展には非常に重要な意味を持つ。しかし、今大会のように試合を目前に控えても参加国が定まらないなどの初歩的なマッチメイクのミスがあるようでは、発展の機会をみすみす逃してしまうことになる。今後を視野に入れ、レベルの高い国際試合を開催していくためには、交渉術などタイサッカー協会が日本をはじめとした先進国から学ぶべきことは多い。キングスカップの参加国がどこになるかはわからないが、タイ代表には精一杯力を発揮し、優勝を目指してほしい。

(アジアサッカー研究所/望月)