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2015年2月2日 | ベトナム

Jリーグクラブが注目する期待のベトナム人選手を一挙紹介!

FWグエン・コン・フオン

FWグエン・コン・フオン

1:FWグエン・コン・フオン(20歳:ホアン・アイン・ザライ)

昨年、黄金世代U-19ベトナム代表のエースとして活躍した快速ドリブラー。スペースのないところを細かいタッチのドリブルで抜けていく姿はまさに「ベトナムのメッシ」と呼ぶにふさわしい。地元の報道では、既に日本や韓国だけでなく、ヨーロッパの強豪クラブも食指を動かしていると伝えられている。


MFグエン・トゥアン・アイン

MFグエン・トゥアン・アイン

2:MFグエン・トゥアン・アイン(20歳:ホアン・アイン・ザライ)

昨年はU-19ベトナム代表の中盤の要として活躍したエレガント且つクレバーなMF。そのパスセンスの高さから「ベトナムのピルロ」とも呼ばれる。ドリブルのスキルも高く、時折見せる右足の強烈なミドルシュートも魅力。守備ではハードワークをこなし、汗かき屋として働く。


MFルアン・スアン・チュオン

MFルアン・スアン・チュオン

3:MFルアン・スアン・チュオン(20歳:ホアン・アイン・ザライ)

黄金世代の中盤に欠かせない選手。今季、グエン・コン・フオンやグエン・トゥアン・アインらと共にトップチームに昇格し、弱冠20歳でチームの主将を任された。冷静沈着で、派手なことはせず、常にシンプルなプレーを心掛けている。最大の武器は正確無比なキックと抜群の視野の広さ。中盤の底から一つのパスで局面を打開する能力がある。また、FKの名手としても知られる。


4:MFグエン・バン・クエット(23歳:ハノイT&T)

チームでもベトナム代表でも10番を背負うエース。ドリブル、シュート、パス、全て一級品のストライカータイプの10番で、おそらく現時点では世界レベルに最も近いベトナム人選手。細身だが、下半身がしっかりしているため、当たり強く、スペースに飛び込んでのヘディングも上手い。


5:FWマック・ホン・クアン(23歳:タンクアンニン)

モデル張りのルックスにばかり注目が行きがちだが、実力的にも国内トップクラスのFWの1人。がちがちな点取り屋というよりは、周囲と連動して得点に絡んでいくタイプ。チェコ育ちの越僑で、以前はスパルタ・プラハの下部組織でプレーしていた。潜在能力の高さは誰もが認めるところだが、将来のベトナム代表を担うストライカーとしては、もう一皮剥けたいところだ。


6:MFファム・タイン・ルオン(26歳:ハノイT&T)

160cmと非常に小柄だが、豊富な運動量と高い技術で、長くベトナム代表の主力として活躍している。これまでにゴールデンボール賞(年間最優秀選手)を2度受賞。劣勢でも最後まで戦う姿勢を貫き、チームメイトからの信頼も厚い。2008年のAFFスズキカップでは、2ゴールの活躍で、チームの優勝に大きく貢献した。


7:MFグエン・チョン・ホアン(25歳:ベカメックス・ビンズオン)

重心が低く、力強いドリブル突破と、強烈なシュートが売りのベトナム代表MF。怪我のため、昨年末のスズキカップ出場はならなかったが、負傷明けのVリーグの試合では、チームの主力として実力をいかんなく発揮している。


8:FWレ・コン・ビン(29歳:ベカメックス・ビンズオン)

ご存知「ベトナムの英雄」。代表通算最多得点(39得点)、ゴールデンボール賞3度受賞、Vリーグ歴代最多得点(108得点)など輝かしい記録を持つ、ベトナムサッカー界のスーパースター。2013年には、初の東南アジア人Jリーガーとしてコンサドーレ札幌に期限付き移籍。今季からスター集団ベカメックス・ビンズオンの一員としてプレーしている。


9:MFブー・ミン・トゥアン(24歳:タンクアンニン)

タンクアンニン一筋のクラブのプリンスで、主将も務める。父親もかつて同クラブでプレーしていた。その才能は早くから認められ、18歳でトップチームに昇格。U-21、U-23のアンダー世代でも代表チームの主力として活躍してきた。2014年にクラブがVリーグに昇格すると、シューターとして才能が開花、A代表にも定着した。


10:MFゴー・ホアン・ティン(22歳:ソンラム・ゲアン)

ソンラム・ゲアンの下部組織で育ち、トップチームの主力に成長したクラブのアイドル。スケールの大きなボランチで、攻守に亘るダイナミックな動きが特徴。昨年末に行われたスズキカップのフィリピン戦では、見事なロングシュートを決めた。

(アジアサッカー研究所/佐藤)